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3年ぶりのFE

by 唐草 [2018/03/03]



 FEという2文字を見ると、真っ先に思いつくのはゲーム『ファイアーエムブレム』。自分で買って遊んだことはないけれど長いブランドの歴史があるので、ぼくも名前だけはよく知っている。でも、今日はそっちじゃない方のFEの話題である。実はこの前振り、ほぼ同じことを3年半ぐらい前にも書いている。当時からぼくがまったく成長していないことが如実に分かる。
 今日話題にするFEは、電気自動車レースの『フォーミュラE』の方である。
 フォーミュラEのレースを本当に久々に生中継で見ることができた。たぶん3年ぶりぐらいだと思う。前に見たときは、BSだったと思うがテレビで生中継を観た。でも今回は違う。ネット中継だ。それもTwitterのライブ配信で見た。
 久しく見ない間にメディアの勢力図もだいぶ変わったんだなとレースとは無関係なところで感慨に耽ってしまった。
 さて、肝心な決勝レースは日本時間午前7時スタート。早起きすれば見られる時間である。だが、調子に乗って午前3時スタートの予選を見てしまったので、メインである決勝は見事に寝過ごすという大失態をやってのけた。まぁ、普段でも仕事がなければ午前7時に起きていることなんて無いからなぁ。当然の結果と言えば、当然の結果である。
 予選とその前のフリー走行を見ていて思ったことは、3年前とほぼ一緒だ。ラジコンレースを見ているようにしか感じられない。タイヤが軋む音も聞こえてくるが、画面から聞こえてくる音の大半は甲高いモーターの回転音だけ。キューンキューン、キュルキュルみたいな感じの音しか聞こえてこない。F1など他の自動車レースを見ているときに聞こえてくるエンジンが唸る低い音とは全然違う。とても人を乗せた車が、200km/hぐらいで走り回っているとは思えない軽さである。
 「F1の魅力はエンジン音だ。昔の爆音NAのV10エンジンに戻せ!」と騒いでいる古くからのF1ファンは多い。ぼくはそこまでは思わないが、FEの軽い音を聞いていると物足りなさを感じてしまうのも事実である。