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答え合わせは来年かな?

by 唐草 [2020/03/27]



 目に入る情報も、耳に入る情報もすべてコロナだ。この状況にすでに辟易しているが、口に上る話題はやはりコロナである。そして、今日もぼくはコロナの話題を書くのである。
 残念ながら日本での感染者報告が増えてきている。急に報告が増えだしたのはオリンピック延期が決まったせいだという陰謀説的な見方をしている人もいるだろう。政治的な陰謀の白黒を明らかにすることは難しいが、ひとつだけハッキリしていることがある。
 他の国に比べると感染拡大のスピードが遅いことである。
 検査の目的が異なるので単純に感染者数を比べることはできない。ここでも日本政府は意図的に検査数を抑えて数を少なく見せているという陰謀論がある。それを言い出したら、逆パターンも考慮しなくてはならない。爆発的に感染が増えているアメリカは、シビリアンコントロールとして感染者数を水増しして恐怖心を利用して市民を抑え込んでいるという考え方である。政治的配慮の介入を考えだしたら限はない。
 数字が正しいとして、日本と海外の感染規模の違いはどこから生まれているのだろう?
 マスク着用と手洗いが受け入れられているというのが、最大の要因なのだろう。でも、それ以外にもいくつもの理由が多層的に関連しているように思えてならない。ぼくはいくつかの仮説を立てている。
 1つ目の仮説は、街が清潔だということ。パリを訪れて汚さと臭さに失望する日本人が多いと聞く。日本の平均的な公衆衛生への意識の高さが良い結果につながっているのではないだろうか?
 2つ目の仮説は、食文化の違い。日本よりアメリカのほうが、サンドイッチやハンバーガーのような手づかみでの食事が多い。これが手から口への感染を加速させているのではないか?
 3つ目の仮説は、靴である。土足文化が、屋外のウイルスを屋内へと運んでいるように思えてならない。日本人の感覚からすると駅のトイレを利用した靴でソファーに足を投げ出すなんて考えられない。
 4つの目の仮説は、風呂である。コロナウイルスが高温多湿に弱いという説が真実なら、湯船にゆっくり浸かる日本式の入浴は洗浄以上の効果が期待できるかもしれない。
 以上が、ぼくが思いついた根拠なき仮説である。この当てずっぽうで無責任な予想が正しいのか、それとも大外れなのかが判明するのはいつになるだろうか?来年?