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by 唐草 [2020/11/03]



 職場で新しいPCを買ってもらえる公算が高まった。リモートアクセス先のPCが9年前のモデルのノートPCだったので、アクセスするたびに動作の遅さに毒づいていた。そんな状況から脱却できるチャンス到来。リモートワークはもう少しで終了してしまうかもしれないが、それでも渡りに船である。
 予算感はハッキリしていないが、あまり贅沢を言えそうな感じはしない。趣味に走って最新パーツで固めでもしたら、予算超過でこの話自体が立ち消えてしまうかもしれない。安価なPCを選べば選ぶほど、新しいPCが確実な存在に近づいていくと考えるべきだろう。
 とは言え、愛社精神から最安値のPCを選んでも誰も幸せにならない。安価な低スペックPCではぼ仕事の効率アップは期待できない。活用できないPCを購入するのは予算の無駄遣いでしかない。
 ぼくに課せられた仕事は、明言されていない予算上限を見極め、その範囲内で調達できる最良のものを選ぶこ。この技術はフリーランスのときの見積もり制作で鍛えてきた。相手の譲歩を引き出すギリギリを攻める強気さが大切なのだ。
 今回ぼくが目星を付けたのは、マザーボードメーカーのASRockが発売しているdeskmini x300というベアボーンキット。会社側は予算的にPC購入という名目にしたいはず。ベアボーンキットを買って自作すると消耗品扱いになって色々面倒が起きてしまうだろう。
 そんな大人の事情まで考慮してぼくは1台を選び抜いた。それがmini Regulus II AR5というPC。これはx300をドスパラが組み立てて完成品として売っているPC。これならPC購入の名目で予算が執行されるはず。
 プラモデルを買って組み立てを楽しみたかったが、ちょっとお金を積んで完成したプラモデル買ったようなものだ。退屈だが、これが大人のお金の使い方。
 なおドスパラのPCなのでパーツ構成を細かく変更できる。でも、購入申請書にメモリの型番を書いても事務方に通じそうにない。オプションモリモリにしたかったがデフォルトで我慢。これも大人の配慮である。