カレンダー

2021/07
    
       

広告

Twitter

記事検索

ランダムボタン

iPad Air Gen4

by 唐草 [2021/07/09]



 昨年発売されたばかりで、現時点では最新モデルとなる第4世代iPad Airを入手した。入手と言ってもぼくが自腹を切って買ったわけではない。大人の事情で詳しくは書けないが、職場の備品として購入されたものを借りているといったところだ。
 iPadの命名規則はよく分からない。iPhoneと違って世代番号がついていないし、本体の大きさも変わっていない。ただのiPadとiPad Airが両方売られているときもあれば、後続機としてiPad Airの形をした無印iPadが発売されていたこともあった。だから、今回実物を受け取るまでどんなiPadが手元に届くのか把握できていなかった。ひどいことに「iPadを渡す」としか伝えられていなかったので、まさかiPad Airが届くとは思ってもいなかった。
 第4世代iPad Airは、無印iPadとiPad proの中間に位置する高級モデルとなっている。従来モデルからの最大の変化は、ベゼルが細くなったことでも、CPUが強化されたことでもない。端子がライトニングからUSB Type-Cに変わったことだ。
 USB Type-C搭載ならもはやiPad Airは、タブレットではなくノートPCと扱って良いのではないだろうか?そんな期待を寄せていた。
 ライトニングケーブルの頃も変換ケーブルを使えばUSB機器をつなぐことはできた。しかし、同時に複数の機器をつないで画面出力まで行うとことはできなかった。しかし、USB Type-Cならそれができるはず。そうなれば家ではモニター出力をしつつキーボード&マウスで操作。屋外ではタッチで使う。そんな時と場所に合わせた一歩先行く使い方が実現できる。
 しかし、現実はうまくいかない。USBハブを認識してくれなかったので、キーボードとマウスを同時に繋げなかった。これではPCの代わりは務まらない。PCとタブレットの境界は狭まってきているが、最後の隔たりが果てしなく深い。ぼくが夢見るオールインワンデバイスは、もう少し未来を待つ必要がありそうだ。