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争奪戦

by 唐草 [2021/08/07]



 コロナウイルスワクチンを接種しなくちゃマズイよなぁと思っていても、重い腰を上げることができずにいた。
 種接種方法の選択肢が多いことも行動が遅れた要因だ。調べたところ職域接種・業界接種・自衛隊の大規模接種センター・市の接種接種センター・市の医師会の接種会場・個別接種の6種類の候補があった。遠出したくないので自衛隊の大規模接種センターは真っ先に除外。それでも、どの接種方法も決め手に欠けていた。
 また、予約にも出遅れていた。市の予約はすでに2回予約開始日を見落としていた。職域接種は外せない案件と重なっていて日程調整してるうちに枠が埋まってしまった。予約枠が少ないのか、希望者殺到なのか分からないが、出遅れたせいで数週間先送りになってしまうというのを繰り返してきた。PS5の予約合戦に負けたときと同じだ。
 多様な選択肢とタイトな予約が、ぼくをワクチンから遠ざけていた。と言うか、それを言い訳にズルズルと決断を先延ばしにしていた。
 ぼくの周りでもワクチンを接種したという話がチラホラ聞こえ始めている。接種が難しい現状を政権批判として嬉々と語る人がいる一方で、しっかり行動すれば普通に受けられるという現実も見えてきた。ぼくも受けられない言い訳を考えるよりも、少し早起きをしてネットと向かい合うべきなのだろう。
 と言うわけで、今日の午前9時スタートの市のオンライン予約に参加した。
 希望はかかりつけ医での個別接種。だが、予約枠が一桁なので秒殺だった。画面には予約OKと書かれていたが、クリックしたときにはすでに満員だった。もたもた操作していたのが敗因だ。スクリプトで自動操作するべきだったのだろうか?そんなことを考えている間にも予約枠はドンドン埋まっていく。8月中に1回目を受けたいのであれば、「早起きしたくない」とか「自転車で行ける場所がいい」とかワガママを言っている余裕は無いようだ。
 リロードして枠が空いていたら、どんなものでも飛び込もう。躊躇は負けを意味する。
 がむしゃらなクリックの結果、ぼくがゲットした枠は市の接種センターで、時間は暑い盛りの15時。明らかにハズレ枠。