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丁度いい高さ

by 唐草 [2022/03/31]



 蔓防も取り下げられたし、コロナの第6波も良くも悪くも落ち着きが見られる。それに3年もコロナと付き合っていば、折り合いの付け方も分かってくる。ニューノーマルが以前のノーマルに取って代わられた印象は無いが、そろそろ制限に縛られた生活も終わるかもしれない。
 社会的に見れば素晴らしいことなのかもしれないが、ぼくとしては複雑な気持ちだ。
 コロナの影に怯えずに済むことは大歓迎だが、この災禍で進化したデジタル社会と高い公衆衛生が失われないか心配だ。なにより自宅でのリモートワークが、再び日陰の存在にならないか気が気でならない。正直言って、今のぼくはコロナに感染することよりも「明日から毎日出社しろ」と言われることを恐れている。
 そんな不安に苛まれるぼくは、明日もきっとリモートワークが続くはずだと自分を言い聞かせている。だから、今日もリモートワーク環境の改善に努めている。
 目下の課題は、Webカメラの設置位置。モニターを高くして机を手前に引き出して以来、良いカメラポジションが定まらないまま仮置で使っている。
 使っているWebカメラは、本体のクリップでどこにでも設置できるのが売り。モニターの上に設置するのがオススメとされている。とは言え、その機能を活かすのは簡単ではない。
 挟むのにちょうどいい場所があったとしても、そこが良いカメラアングルだとは限らない。逆も真なりで、良いカメラアングルとなる場所に挟むのに好都合な出っ張りがあるとは限らない。ぼくの部屋の場合、モニターの上に置くとカメラと顔が近すぎる。でも、モニターの奥はガラス窓なのでカメラを引っ掛ける場所がない。
 なんだか、帯に短したすきに長しという感じ。
 今の暫定的な置き方は、実にトリッキー。
 モニターと窓の間に小さな段ボール箱を挟んで台にしている。その上に置いた金属製ブックエンドにカメラを挟んでいる。見た目も悪いし、安定性も低い。
 もっと良い設置方法を編み出したいのだが、それが見つかる前にオンラインミーティングの文化が失われそう。