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春は狙い目

by 唐草 [2022/04/29]



 オフィスチェアや事務机などのオフィス家具は、3月末が買いどきらしい。安い品が、どんどん品が入荷してるそうだ。オフィス家具の旬とでも呼ぶべき季節なんだとか。まるで筍の話のようだ。
 家庭用家具にシーズンがあるのは分かるが、1年中空調の効いた職場で使うオフィス家具にシーズンがあるとはにわかには信じられない。少なくともぼくは、職場で家具の衣替えをした経験なんてない。夏も冬も同じ机と椅子を使っている。
 オフィス家具に旬があるというのには、当然のことながらカラクリがある。正確には「中古オフィス家具は3月末が旬」という事だ。
 年度末の3月末は、多くの会社にとって激動の季節。人事も動くし、部署も大きく変わる。そして、経営を終える会社もある。その結果、大量のオフィス家具が中古市場へと流れ込んでくる。それを旬に喩えたようだ。
 供給量が多くなれば価格も下がる。質は玉石混交かもしれないが、数が多ければ美品も増える。だから、中古オフィス家具を買うならば年度末の3月下旬を狙うのがもっとも賢いやり方と言える。
 ぼくは、この数年ずっと仕事用の椅子を買い換えようと思っている。ところが、欲しい椅子の価格の高さにおののき動けないでいた。オフィス家具に旬があるという話は、新品にしか目を向けていなかったぼくを中古家具に誘うに十分なインパクトがあった。
 中古市場の相場は販売価格は半額ぐらいらしい。ぼくの狙っているオカムラやイトーキのミドルクラスのオフィスチェアは、新品で10万円ぐらいする。それが半額で買えるのなら多少の傷や汚れは気にしないし、好みの色がなくても我慢できる。
 中古在庫は、流動性が高いのでグズグズ迷っている暇もない。このことは優柔不断なぼくの背中を押す好材料でもある。
 ワクワクしながら中古オフィス家具専門店のサイトを覗いてみたが、ぼくのお眼鏡にかなう品はなかった。
 そりゃそうだ、今は既に4月末。旬はとっくに終わっていた。なんで、こんな美味しい話を1ヶ月遅れで聞いてしまったんだろう。来年まで待つしか無いじゃないか。ますます椅子を買う日が遠ざかっていく。