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ほぼ力付きてる

by 唐草 [2022/06/18]



 長年使ってきたキーボードの調子がいよいよ末期的になってきた。どれぐらい調子が悪いのかと言うと、自分のPCにログインするのが困難なほど。これは比喩でなく、まぎれもない事実。
 一言にキーボードの不調と言ってもいくつかの症状がある。キーのバネやゴムが壊れて物理的に押せなくなってしまう故障。逆にスイッチが壊れていて押していないのに勝手に入力される故障もある。この2つの故障は滅多に起こらないとは言え、致命的なので手の施しようがない。
 よく起こる故障としては、1回押しただけなのに一気に数文字入力された扱いになる現象、通称チャタリングがある。名前はついていないけれど、チャタリングの逆で押しても時々反応しないという故障もある。
 今、ぼくが使っているキーボードは購入から12年以上経過している。これまでも度々チャタリングを起こしてきた。湿度との相関があるようで、冬場には快調に使えるものの梅雨あたりに最悪になるというのを繰り返してきた。
 また、チャタリングを起こすのは使い始め直後だけなので十数分我慢して使っていれば回復するという不思議な挙動を示す。まるで真空管でも使っているようだ。
 症状は把握できているし、対処法も知っている。ぼくとキーボードの関係は、まるで慢性的な病気との付き合い方を知っている人のようなものだった。雨が降ると古傷が痛むというような感じだ。
 ところが、この数週間チャタリングが深刻になっていた。それに加えて、キーを打っても認識されないという問題も併発するようになっていた。だから、認識されれば同じ文字が複数入り、ダメだと何も表示されないという当たり外れの激しい状況になっていた。これがクジ引きなら楽しいかもしれないが、仕事道具としては致命的。
 最悪なことにパスワードで使うキーで顕著に症状が現れている。「●」で示された字数が合っていたとしても、その文字列が正解かどうかはエンターを押すまでわからない。だが、エンターも不調なのでパスワードの正誤すら知ることができない。
 しばらく使えば回復するからと自分を騙し騙し使ってきたが、流石にもう限界だ。