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猫アレルギー

by 唐草 [2022/06/28]



 まとめサイトで「サプライズで猫を押し付けられた子供がアナフィラキシーショックで生死の境をさまよったので復讐した」という話を読んだ。よくあるスカッとする系の話なので、きっと嘘だろう。
 話のきっかけである猫アレルギーでそこまで重篤な症状が起きるなんて聞いたこともない。この話が嘘である決定的な証拠を得るために猫アレルギーを調べた。
 猫アレルギーの一般的な症状は、くしゃみと鼻水が止まらなくなること。花粉症やハウスダストと同じで、アレルゲンを体外に排出しようとする反応が過剰に出る。鼻炎反応の他に皮膚が赤く腫れる人もいるそうだ。これは花粉症より辛いかもしれない。
 それでも主症状のなかに命の危険につながるようなことは記載されていなかった。やはりぼくの読んだチープな武勇伝は、すべて嘘だったのだろう。
 念の為にアナフィラキシーショックについても調べてみた。するとぼくの旗色が悪くなってきた。アレルゲンによらずどんなアレルギーも体質によって重篤なアナフィラキシーショックを起こす可能性があると書かれていた。また、ペットアレルギーでもまれにアナフィラキシーショックが起きると明言されていた。
 猫アレルギーで死ぬ可能性はゼロではないんだな。となるとあの武勇伝の導入部は実話だったのかもしれない。
 猫アレルギーで死に至るという新たな知識を得たぼくは、さらに詳しく猫アレルギーを調べた。毛に触れるとアレルギーを発症することが多いが、アレルゲンは唾液に含まれているそうだ。毛づくろいで体を舐めることで猫毛にアレルゲンが付着するために猫毛でアレルギーが起きるそうだ。直接舐められたり噛まれると更にリスクは高まるらしい。
 例の話は猫に噛まれたとも書かれていた。やはり、アナフィラキシーショックの件は実話だったようだ。
 猫に舐められることも多いし、全身猫毛まみれのぼくは猫と同じぐらい猫アレルギーのアレルゲンをばら撒いているのだろう。それってつまりぼくは猫とほぼ同じだってことではなかろうか?むしろぼくは猫なのかもしれない。