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熱波はリモートで

by 唐草 [2022/07/02]



 今週は本当に暑かった。しかも、よりによって一番暑い午後2時頃に屋外を移動するはめになった日もあった。その時、街は暑いを越えて息苦しいに近い状況だった。
 ニュースを見ると連日熱中症でバタバタと人が倒れている。熱中症になってしまった要因は、冷房を適切に使わなかったことから屋外での運動まで様々。予期せぬ理由でいつ何時熱中症になるかわからないとも受け取れる。発症後に適切な処置を施すのが遅れれば、命に関わる事態になりかねない。
 ハッキリ言ってコロナより熱中症のほうが危険だってことではないだろうか?
 それなのになぜ社会は、このクソ暑い中で生命に関わるリスクを負いながらも出勤や通学を強要するのだろう?
 コロナが深刻だった時、「自分と大切な人の命を守る行動を取れ」と盛んに言っていた。その考えは、今も同じはず。
 だったら、この暑さの中でぼくらが取るべき行動は暑さを全力で避けること以外にない。暑い中で行動するということは、マスクをせずに満員電車でカラオケ大会を開くような危険な行動だ。
 つまり、暑さを理由にリモートワークを推奨するのが、個人の健康を大切にする考え方のはず。しかし、そんな風潮はどこにもない。むしろコロナと共に認知が広がったリモートワークは、コロナのためだけの対策として定着してしまった感がある。
 暑さを理由にリモートワークを申し出たら、軟弱者とそしりを受けるような気がしてならない。きっと多くの人がそんなように考えているのではないだろうか?
 どうして、快適で、健康で、しかも省エネにもつながる新しいやり方があるのに、それを利用せずに古いやり方に固執するのだろう?すでに熱で脳が煮えてしまっているような愚かな判断だ。
 激烈な暑さの今、リモートワークをせずしていつリモートワークをするっていうんだ。さあ、日本人よ、暑さを理由にリモートワークをするのだ。社会を変えていこう。
 ちなみにぼくは、出勤した日もあったけれど平日5日の内3日を涼しい部屋でのリモートワークにした。もちろん暑いからだ。来週もそうするつもり。これが最新の働き方。