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Primeセールの戦利品

by 唐草 [2022/07/15]



 7/12-13に開催されていたAmazon Primeセール。夏のボーナス期を狙った在庫一掃セールだと分かっていても、利用しないと損な気分になってしまう。掘り出し物はないだろうかとセール対象商品を見て回っていた。
 いいなと思うものから、一生使うことはないだろうと思うものまで様々なものが売られていた。普段は買うものを定めてからAmazonにアクセスするので、自分の知らない分野や興味のないジャンルの製品を目にする機会はほとんどない。セールといういつもとは違う切り口で覗くAmazonの品揃えに新鮮さを感じた。もっともその驚きは、普段の視野の狭さの裏返しでもある。
 ぼくが目星をつけたのはテレビだった。今、ゲーム用に使っている10年ぐらい前のテレビには、3つの不満がある。今回テレビを一新すれば、快適なゲーム環境に近づける。
 狙いを定めたのはHisenseのFull HD 40型テレビ。今のテレビに感じている不満を解消できる性能がありそうだし、何しろ安い。定価が安いことに加えてセールの割引が効いているので、40型LED液晶なのに3万円を切っていた。
 これは買いだな。
 と確信したけれど、カートに追加する直前に手が止まった。2020年モデルというところが気になったからだ。
 最新版である2022年モデルと何が違うのだろう?この違いを理解せずに値段だけで購入を決めるのは早計ではなかろうか?
 以前、ネットで「買う理由が値段の安さならやめておけ、迷う理由が値段の高さなら買っておけ」という話を読んだことがある。いわゆる「安物買いの銭失い」に通じる話の実践版だ。この話をセールに浮かれた自分に照らし合わせてみると、どうにも賢明な判断をしているようには見えない。
 お値段的に掘り出し物だったのは間違いないけれど、満足できるゲーム環境を構築できるかは別だ。4Kは求めていないけれど、音の良いテレビが欲しいというぼくの願いは叶えられないかもしれない。
 定価で買っても良いと思えるような製品を冷静なときに探すべきだろう。というわけで、テレビ購入を見送った。