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新時代の足

by 唐草 [2022/07/21]



 先週、Amazon Primeセールでテレビを買うか迷った末にやめたと書いた。テレビに関する知識をアップデートできていなかったので、価格と性能の適切な関係を見極められなかったせいだ。
 安物買いの銭失いになるのもイヤだったし、その逆で身に余る高級品を買うのも避けたかった。一生使える道具であれば最高級品を買うのもありだが、家電のように毎年陳腐化していくものだと高級品買いはコスパ最悪だ。
 この出来事を機に、今どきのテレビ事情を調べて知識をアップデートすることにした。4Kが主流だということは把握していたけれど、それ以外のことは全然分かっていなかった。やはり、今この瞬間の価格の安さだけでテレビを買っていたら数年後に後悔していただろう。
 節約すべき10,000円があるのだとすれば、投資すべき10,000円もある。この見極めができない内は、迂闊に手を出さないのが正解。ケチで臆病だから購入の踏ん切りがつけれれなかった自分をそんな風に慰めている。
 最近のテレビを調べていて驚いたことが、いくつかある。
 その1つが、初めからAmazon PrimeビデオやNETFLIXなどのビデオ・オン・デマンドサービスに対応したテレビの存在。もはやテレビは電波を受信して映像を映す機械ではなくなってきている。高性能なスピーカー内蔵の大型モニターとしての役割が主になっている。この感じだとチューナー無しテレビがドンドン増えていくだろう。
 でも、VOD対応テレビよりも驚いたことがある。
 それが、テレビの足の形。
 多くのテレビは、モニターの左右に「へ」の字のような足が2つ付いている。これはぼくの知っている形ではない。テレビやモニターと言えば「中央に大きく広い足が1つだけ付いている」というのがぼくのテレビの形のイメージだ。モニターの大型化や設置面積の節約など様々な要因があって、テレビの足の形が変わっていったのだろう。
 この事実に気づかぬまま先週のセールでテレビを買っていたら置ける場所がなかった。危ない、危ない。まずは時代にあったテレビ台を新調するところから始めないと。