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怒涛のお知らせラッシュ

by 唐草 [2020/10/02]



 先日から寝るときにスマホとタブレットを「おやすみモード」にしている。効果は期待以上。午前4時でも平気でメールを送ってくる仕事中毒な連中からのメールも、日の出とともに仕事を開始してそうな爺さん連中からのメールもすべてシャットアウトしてくれる。おかげで寝室の静けさを破る無遠慮な通知に起こされることなく安眠できている。こんなことならもっと前から「おやすみモード」を使っていればよかった。
 ICTの発展で人間にもマルチタスクが要求される時代になった。そんな忙しい時代において通知は便利な半面、人々のリズムを狂わせているように思えてならない。自分の振る舞いを考えてみると通知の度にあちこち向き直っている。なんだか最近仕事中に音が聞こえなくなるぐらいの深い集中に入れていない。とても散漫な毎日の連続だ。
 今日は特にひどい。通知に集中をかき乱された。
 ぼくのカレンダーは、ほとんど真っ白。毎日の業務をこなすだけの毎日。それでも3ヶ月に1度のペースで特別なイベントが書き込まれている。でもそれは、友人との酒の席でもなければ、週末の小旅行でもない。オンラインゲームのイベントですらない。
 ぼくのカレンダーに唯一書き込まれているのは、このサイトのSSL証明書の更新日である。
 これはぼくにとって自分の分身とも言えるこのサーバを守るために絶対に欠かせないこと。自分の誕生日よりずっと重要。だからPCからもスマホからも確認できるように様々なカレンダーへ同期させている。他のイベントは何も登録されていないので、2週間ぐらい前から通知が表示されっぱなし。
 そのかいあって、更新を忘れたことはない。
 でも、今回はやりすぎた感がある。前日メール通知設定をしたまま同期したので、iCalと2つのGoogleカレンダーにイベントが登録されてしまった。その結果、通知時刻になった瞬間にPCとスマホとタブレットが3回づつ通知メールを受信した。しかも、その時リモート作業していたので、目の前のPCとリモートのPCの両方に通知が出ていた。
 合計12回の通知を見聞きする羽目になった。ここまで一気に通知が鳴るとちょっと怖い。