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楽観論に身を委ね

by 唐草 [2023/01/02]



 Karakusa lab with Unity.
 
 これが今年のテーマ。
 ゲーム開発を再開する気になったのは、ゲーム制作環境であるゲームエンジンの発展によるところが大きい。今の時代、スマホからPCまで、そして時にゲーム機までをも開発の視野に入れる必要がある。OSも違えば、性能も違う。そんなものを同時に自分だけの力で扱うことなんて絶対に無理。
 だから、基礎的な部分はすべて力を借りることにした。AIを使うことに躊躇が無いのも同じような考えに基づいている。
 一言にゲームエンジンと言っても様々な種類がある。大手ゲーム会社は独自エンジンを持っている場合が多いが、最近では他社が開発した汎用エンジンを採用することも増えている。
 汎用エンジンの二大巨頭が”Unreal Engine”と”Unity”。
 PCやPS向けのリアル志向のゲームは”Unreal Engine”を、Switchやスマホなどのカジュアルゲームだと”Unity”が多いようだ。
 どちらのゲームエンジンも一長一短あり一方が優れているとは簡単に言えない。でも共通していることがある。導入するだけならタダだと言うことだ。
 つまり、最前線で活躍するプロと(ほぼ)同じものを誰もが使えるのだ。しかもゲーミングPCの一番安いモデル程度の機材で動かすことができる。
 この状況をポジティブに捉えれば、プロとアマの差は物量だけと言える。この考え方はあまりにも楽観的だとが、完全に否定することはできないのも事実。
 ぼくはこの楽観論に乗ることにした。
 これまでは外野から冷静な意見を投げることに終始してきた。それは迷いもしなければ、溺れもしない安全な航海だったかもしれない。でも、何年も同じ場所に立ち続けているような退屈さも感じていた。
 なので、今回は先のことは何も考えず流れに身を任すことにした。
 でも、最初に2つのエンジンのどちらに乗るかだけは慎重に選んだつもり。どうせ乗るなら心地よい流れのほうが良いからね。と言うわけで、言語的にフィーリングの合うC#を採用しているUnityを選んだ。なので冒頭の言葉となる。