by 唐草 [2023/05/03]
ゴールデンと呼ぶにふさわしい9連休の真っ只中。ぼくの生活は大いに乱れている。これ以上起きていられない限界までゲームのコントローラーを握る毎日。翌日に最後のセーブ時刻を確認すると午前3時頃。そんな究極にインドアで不健康だが、ゲーマー的には素晴らしい連休だ。
寝るのが遅ければ、起きるのも遅くなる。早起きする理由がなければ、体が求めるままに惰眠をむさぼるのが自然の摂理。ぼくの中には、そんな摂理を覆すほどの社会性や行動規範はない。
今朝、目覚めたときにアナログの目覚まし時計に目をやると、針は7時15分を指していた。外は眩しいので午前なのは間違いない。これは在宅ワークの平日より早い目覚めだ。昨晩も夜ふかししていたので、睡眠時間は5時間を割る。この睡眠時間は普段より1時間以上短い。
それなのに十分寝たのと同じようにスッキリと目覚めた。仕事のストレスから開放されて休暇を満喫していると、こうも体がリフレッシュするのか。自分の体のことながら驚いてしまった。
この気持ち良い驚きは、別の驚きで上書きされることになる。
自室を出てリビングへ向かうと9時を過ぎていた。狭い家の十数段の急な階段と2枚の扉を通過するだけで、1時間半近くかかったというのか!?
もちろんそんな白昼夢みたいなことは起きていない。
自室の目覚まし時計が、1時間半ぐらい遅れていただけのこと。
昨日もGWを満喫していたので、時計に目をやる機会はほどんどなかった。なのでいつから時計が遅れ始めていたのかは分からない。だが、昨日の朝は今朝みたいなタイムリープ体験をしていないので、おそらく大きく遅れてはいなかったはず。つまり半日かけて1時間半遅れたのだろう。
秒針の動きを凝視すると文字盤の7あたりでなにかに引っかかるようにぎこちなくなっていた。こういう無駄な動きが蓄積して1時間半の遅れにつながったのだろう。
原因はおそらく電池切れ。そういえば、久しく変えた記憶がない。
電池が切れたのが、平日ではなく連休中でよかった。目覚まし時計として最高なタイミングでの電池切れとさえ言える。