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冷蔵庫だらけ

by 唐草 [2018/05/15]



 価格.comなどで最近の冷蔵庫事情を調べていた。これは、たぶんぼくにとって重要な任務のはずだ。そう信じて、絞り込み条件を変えながらいくつものモデルを比較検討していった。
 冷蔵庫を選ぶ条件は、使い方や間取りによって様々だろう。ファミリー向けなら容量が優先されるだろう。我が家の場合だと間取りの関係で左開きのモデルしか設置できない。一般的には右開きがほとんどなので、選択肢が極めて少なくなってしまうのだ。
 今回の優先ポイントは、「小さいこと」と「静音性」である。音だけはカタログから知ることができない。店舗に行っても分からないだろう。こればっかりは、口コミを信じるしかない。ただ「何デシベルの駆動音がする」というような客観的なデータは示されていない。あくまで主観的な口コミしか記載されていないので、信憑性に欠ける。
 こんな具合に、なにかと冷蔵庫に悩まされている。
 冷蔵庫に悩まされるのは、久しぶりの経験である。大学2年生の時以来だ。大学に私物を持ち込んでいる学生は少なからずいる。ただ、ぼくのようにマイ冷蔵庫を大学に置いていた人はそう多くないだろう。まぁ、正確には5人ぐらいでシェアしていたのでマイ(my)ではなくアワー(our)と言った方が良かったかもしれない。しっかり電源をつないで冷却するための冷蔵庫として使いたかったのだが、さすがに通常時には許可されなかった。残念である。ちなみにこの冷蔵庫は「他人の家の冷蔵庫を勝手に開ける背徳感を感じてもらう展示」の主役として学祭で大活躍したのだった。それ以外にもハックと称したドッキリを先生にしかけるときにも活躍していた。冷やさないけど活躍した稀有な冷蔵庫だったのだ。
 そんな想い出に残る冷蔵庫もあるが、今回欲しいのは普通の冷蔵庫である。文庫本を冷やしたりはしない。
 帯に短したすきに長しといった具合で理想的な冷蔵庫が見つからないまま時間だけが過ぎていく。
 気が付けば、ブラウザに表示されているGoogle広告がすべて冷蔵庫になっていた。白やグレー、時々黒の冷蔵庫が並んでいる広告は地味である。ハッキリ言って何のワクワク感もない。広告がこんな地味でいいのだろうかと不安にさえなる地味さなのである。