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by 唐草 [2018/10/08]



 ハロウィンは日本で定着したと言って良いのだろうか?ぼくとしては認めたくないのだが、圧倒的な物量によるゴリ押しの結果として広い範囲まで浸透していると言わざるを得ない状況にあるのは間違いない。季節のイベントに乏しい10月末というタイミングが良かったのだろう。製菓会社を中心とした飲食系の企業にとって都合のいいタイミングであったことが、認知を広める追い風となったに違いない。
 ハロウィンまでまだ1ヶ月以上あるこのタイミングで、こんな話題に触れたのにはちょっとしたきっかけがある。
 お昼に食べたピザのパッケージも、おやつに食べたせんべいのパッケージもハロウィン仕様になっていたからだ。ピザのパッケージは良いデザインだった。マンガなどで描かれる穴だらけのチーズをジャック・オ・ランタンに、溶けた白いチーズをお化けに見立てていたのは秀逸なアイディアだと思う。
 さて、日本でのハロウィンはすっかり騒ぎたい大人のためのイベントになってしまった。なんだかワールドカップとかで騒ぐのと同じ人種だけが盛り上がっているように感じられる。欧米で行われている本来のハロウィン、つまり子供が近所の家を巡るイベントはまったく定着していないし、定着させる気も無さそうだ。まぁ、今の近所付き合いの形を考えれば無理も無いのかもしれないが…。
 それなのに様々なお菓子や食べ物がハロウィン仕様になっている。でも、実際にハロウィンで配ることは想定していないだろう。
 もし、自分が小学生ぐらいだったとしてハロウィンに参加したらどんなお菓子をもらいたいだろう?やはり、ドラキュラや魔女などの西洋お化けに扮しているなら、キャンディーやチョコレートと言った西洋のお菓子が似合うだろう。さっきぼくが食べていたハロウィン仕様の「ばかうけ」を渡されたら、きっと子供の顔から笑顔は消えてしまうに違いない。
 明確な線引は無いかもしれないけれど、ハロウィンにふさわしいお菓子とそうではないお菓子が存在しているのは間違いない。
 そう考えるとせんべい系の日本のお菓子は不利そうだ。クッキーやビスケットならOKかもしれないが、やはり「ばかうけ」で戦うのは厳しい。カレー味とかの変わり種でも笑顔は作れなさそうだ。あと、かりん糖とかも子供受けは悪そう(小学生男子は喜ぶかも?)。ポテトチップスとかのスナック系もなんか違う気がする。
 ハロウィンにふさわしいお菓子は、おいしいかどうかというのはあまり関係ないかもしれない。パッケージがキラキラしているかが重要な気がしてきた。やはりせんべいと餡の純和風お菓子で西洋お化けと戦うのは厳しいようだ。キラキラのお煎餅、どこかにないものだろうか?