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賢さ低下

by 唐草 [2020/09/13]



 PCオタクの性として新製品情報を追いかけるのに暇がない。買うかもしれない製品の情報を追うのなら理解もできる。ところが、ぼくが追っているのは買う買わないに関わらずPCショップに並びそうなすべての製品だ。
 1つ数十万する超高級CPUやグラフィックカードの情報を追うのは高級スポーツカーに憧れるようなもの。今だとRTX 3090の話題が熱い。スペック表や製品写真のリークを見ているだけでもワクワクできる。だが、憧れの対象にならないCPUクーラーやケースの情報すらも求めてしまう。自分でPCを組むつもりもないのにぼくは何をしているのだろう?虹色に輝くファンの新情報をゲットしても胸は高鳴らないのだが、新製品の文字を無視することはできない。
 PCパーツのプレスリリースやリーク情報のほとんどが英語で発信される。辞書を片手に頑張ればぼくだって原文を読めるかもしれない。でも、そこまでの労力を費やしたくはないし、費やす必要もない。情報発信から程なくして、少なくともぼくが英文を読むのより早く、ネットのどこかに翻訳記事が掲載される。
 速さが売りの速報系情報サイトの翻訳記事を読んでいると、いつも自分の頭が悪くなった気がする。記事は確かに日本語で書かれているのだが、読めども読めども中身が頭に入ってこない。新情報に浮かれて数行読み飛ばしてしまったのではないかと思って、最初から読み直してもやはり中身が半分も理解できない。
 自分で頭を働かせることを避けて他人任せに生きてきた人間の末路なのだろうか?まとめサイトのクソみたいな記事とSNSのゴミのような文章しか読んでいないので、ぼくの脳はもはやスポンジ状態になってしまったのだろうか?
 ぼくの脳が日に日に劣化していることは否定できない。でも、翻訳記事を理解できなかったのは、ぼくの頭だけが原因ではなかった。速報系のサイトの記事は、Google翻訳などの機械翻訳で書かれている。日常会話やメールぐらいならかなりの精度で訳せるようになってきているが、専門用語の多い記事にはまだ弱いようだ。
 結果として、頭の弱い翻訳AIが訳した精度の低い文章を頭の弱い人間が読んでいるという地獄のような構図が出来上がる。これが、難解さの元凶。理解できないのも無理はない。