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イースター?

by 唐草 [2019/04/22]



 他国の祝祭日なんて全然分からない。以前イギリス人と仕事をしていたときも「いつも以上に連絡つかないな」と思うと、後日「先日は祝日だったんだ」という返事が返ってくることが何度もあった。イギリスは日本ほど祝祭日は多くない。だから数年で彼らの休暇パターンを把握することができた。何の祝日かは知らないが、とにかく祝日なんだという大雑把な認識で事足りるということも学んだ。
 でも、最後までぼくらを悩ませた祝日がある。それがイースター休暇だ。
 ややこしいことにイースターは毎年日付が変わる。最初の満月から何日後かに一番近い日曜日というような厄介な定義だったはずだ。だから、何年経っても音信不通になるまでイースター休暇期間だということに気がつけなかった。
 また、イースターが日本では馴染みがないというのも理解を妨げる一因になっていたことは疑うまでもない。ゴリ押しの成果で日本でもハロウィンは馴染みのあるものになった。一方、イースターはまだ放置気味だ。4月後半というタイミングは、新生活スタートとゴールデンウィークに挟まれていてイベントを必要としていない時期だとも言える。これが商業主義にロックオンされていない理由なのかもしれない。
 イギリス人と仕事をしていた数年間、毎年のようにイースター期間に振り回されていた。でも、結局のところイースターというのが何の祝日だかよく分からないままだった。あれから数年が経過した今でもよく分かっていない。分かっていることといえば、キリスト教が関係していることと卵が重要だということぐらいだ。
 現実社会では、まだまだ縁遠いイースター。でも、ゲームの世界だとちらほら見かけている。今までに遊んできたゲームのいくつかでも「とりあえずカラフルな卵を出しておけ」という雑な認識で開催されていたイースターイベントを目にしたことがある。
 だが、今年のぼくのイースター体験は一味違った。ネイティブの熱意を初めて味わうことができたのだ。と言っても、やはりゲームの中の話だけれども。
 先週の『Fallout 76』は1週間ずっとイースター仕様だった。ログインボーナスがカラフルな(モンスターの)卵だったし、その卵をコンプリートするとサプライズが用意されていた。デイリーチャレンジも「ウサギを狩れ」とか「卵を食べろ」とかイースター関連のものだった。クリスマスのときより活発なイベントだった。
 でも、これらの要素がイースター関連だったとぼくが気がついたのはイベントが開催されて数日経ってから。馴染みが無いのでなかなか気づけないし、気づいても情熱を傾けることができなかった。結局、イースターエッグをコンプリートできなかった。
 普段、意識高めな感じで横文字を多用しているぼくだけれども、本当はイースターにも気がつけない程度の国際的な教養しか持ち合わせていないことが露呈した一週間だった。ぎっくり腰だったのが悪いと責任転嫁しておこう。