by 唐草 [2014/07/09]
昨日唐突に発表された3DS版ドラクエX。この発表を受けてぼくのドラクエ用ツイッターのタイムラインは大いに賑わっていた。
この3DS版は、実に今らしい仕様のゲームになっているようだ。
リリースを読むと「クラウド」の文字が躍っている。ポイントはこれだ。
Wiiでどうにか動いているドラクエX。それをそのまま移植して3DSで動かすことは可能だろうか?Wiiと3DSの両方で出ているゲームを参考に考えてみたい。オンライン要素ありでパッと思いついたのがモンハンtri。画質を大きく落とすことでどうにかWiiから3DSへ移植を行っていた。現実的な問題としてCPUの性能やメモリの量を考えると、3DSはWiiに勝てない。これらを考えてみると、画質劣化版DQXなら3DS実機で動かすことができたかもしれない。
でも、今ある解決策は素直な移植だけではない。クラウドがある。
この場合のクラウドというのは、ゲームの処理をサーバで行うことを指す。サーバにユーザからの入力を送って処理をして、映像配信のようにゲーム画面の動画を受信する。これがクラウドゲームの基本的な流れだ。つまり、ストリーミング動画を処理できる能力さえあれば、どんなゲームでも出来てしまうと言うわけだ。
このクラウド版のドラクエXは、すでにdocomoのスマホ向けサービスとして行われている。それを3DSへ移植したのだろう。
クラウド版の登場によって理論上ハードの制約から解放されたことになる。でも、なんで3DSなんだろう。任天堂との関係を重視したというのはすぐに分かる。分かってはいるけれど、個人的にはPS VITAに移植してもらいたかったなぁ。2スティックで操作の親和性高そうだし。