by 唐草 [2016/06/15]
先日から『Witcher 3』を再開した。『Fallout 4』のDLCと同日に発売されたDLC『Blood and Wine』で遊ぶためだ。
本当に久々の『Witcher 3』。操作すらおぼつかない。崖から落ちて死ぬし、野犬にかみ殺されたりもした。とても伝説的魔物ハンターとは思えない鈍い動きになっていた。
他のゲームで遊んでから『Witcher 3』に戻ってくるとつくづく感心してしまうことがある。
圧倒的に映像が美しいのだ。
街では多くの人が行き交い、複雑な建物がひしめいている。森にくり出せば、多くの木が茂っており前は見えない。遠景の風景もしっかりと表示されているので、小高い丘の上に登れば地平線まで見通せる。ゲームでよくある"近づくまでオブジェクトが表示されないので遠景が寂しく見える"ということは『Witcher 3』では起こりえない。
建物だけでなく、朝焼けや木漏れ日などの表現も良くできている。森の中では、画面を通して湿度を感じられるような気すらする。
今回のDLCで特に美しいシーンは、街の解放後に瞑想して一夜を明かすシーン。南仏風の城下町が日に照らされるシーンは、ゲームのくせに雄大さすらある。
そのシーンをタブレットの壁紙に設定したくなった。PS4のスクリーンショット機能を使えば静止画として保存できるはずだ。
ただし、瞑想のシーンは自由に見られるものでは無い。イベントをクリアした瞬間にしか見られない。つまりシャッターチャンスは限られている。
普段使わないSHAREボタンに指をかけながらのプレーが続いた。撮影の失敗もした。ボタンの反応の遅さで取り損ねたこともあった。
多くの失敗を経て、撮影できたのが今日の画像。
ただ、気がついてみれば撮影のためにゲームを進めるという本末転倒な結果になっていた。いい画像を保存できたので良しとしよう。