by 唐草 [2017/02/22]
ぼくは、Adobe税ことAdobe CC月額利用料を払いたくない一心でMacOSのアップデートを拒んでいる。あと、10.6以降のMacOSがあまり好きではないというのもある。さらに、安定した仕事環境を自ら崩したくないという保守的な考えがあることも否定できない。Windows xpにしがみ続けている人々と同じなのだ。
ただ、古いOSに固執していてもやがて限界を迎える。
ハードの劣化もあるけれど、ソフトがどんどん未対応になっていくのだ。もちろん最新のAdobe CCは、動かない。そんなことは百も承知だ。
多くのソフトが、アップデートの度に少しずつ未対応になっていく。
Appleは古い環境をバッサバッサと切り捨てていくので、iTunesなんかは何年も前から更新できていない。だから、MacなのにiPhoneとかiPadに繋がらないという悲しい状況にある。
また、ブラウザのサポートも切れ始めてきた。だいぶ前からChromeから見捨てられていた。最近では、Firefoxにすら見放された。もう、ぼくのMacでは最新のWebを体験することができない。
ただ、だからと言って黙って朽ちていくつもりはない。
公式ビルドが未対応なら、自分でビルドすればいいじゃない!
と言うことで、オープンソース版のChromeであるChroniumを自分でコンパイルすることにした。
さて、必要な環境はなんだろう?きっと、gccのアップデートは必要だろう。要求環境を見て絶句した。
Mac版は、Xcodeの7以上が必要。これって、新しいMacOSじゃないと動かない。おいおい、ビルド環境すら賞味期限切れなのかよ。これじゃあ、八方ふさがりだ。不本意だがいよいよ、OS更新の潮時なのかもしれない。