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KONAMIへの不信

by 唐草 [2011/11/10]



 正直に告白しよう。ぼくは、KONAMIというゲームメーカーに対して強い不信感を抱いている。完成度の高いゲームを多くリリースしていると思うし、ゲーム史に名を残すような秀作をいくつもリリースしていることは素直に認めている。
 ただ、不思議と自分で買おうと思うほどのゲームには出会えていない。メタルギアシリーズはいくつか楽しませてもらっているが、ソフトを貸してくれる方の好意に甘んじているだけ。なぜか発売日を待ちわびるほどワクワクしてはいない。
 KONAMIの何に不信感を抱いているのかというと、KONAMIのスポーツゲームの2大巨頭「パワプロ」と「ウイイレ」の発売形態に対してである。
 ぼくは、スポーツゲームというジャンルにはまるで興味がない(レースゲームをモータースポーツと捉えると厄介になってくるので除外させて)。野球ゲームもサッカーゲームもゴルフゲームもなにもやらない。だから、「パワプロ」と「ウイイレ」がどんな風に売られていても困ることはない。
 それでも、毎年毎年選手やチームのデータが更新されていることを理由に同じようなゲームをジャンジャン量産しているところに腹黒さを感じている。野球やサッカーの公式データを使うためにメーカーが大きなライセンス料を払っているのだろう。だからといって年に2本も同じゲームをリリースするのはいかがなものか?
 去年はワールドカップイヤーだったので「ウイイレ」は2本発売されているし、「パワプロ」はメジャー版とプロ野球版の2本が登場している。購入者たちが、最新の選手やチームの状態を反映したゲームを求めているのは分かっている。その点を鑑みても、ゲームを作っていると言うよりは、ゲームの皮をかぶった情報を売って儲けている感じがしてならない。だからついついKONAMIに不信感を抱いてしまう。