カレンダー

2024/05
   
67891011
12131415161718
19202122232425
262728293031 
       

広告

Twitter

記事検索

ランダムボタン

棒状の菓子

by 唐草 [2011/11/11]



 11月11日を「ポッキー&プリッツの日」に制定したグリコの戦略は見事だと思う。つい誰かに教えたくなる"くだらなさ"がネット時代にピッタリ合致している。twitterを眺めていてもポッキー関連の話題が多数流れていた。
 ポッキーよりもプリッツが好きなぼくとしては、11月11日を単に「ポッキーの日」と呼ぶことに抵抗がある。ポッキーの3倍はプリッツを食べているので、ついつい「プリッツのことを忘れるな」と声を大にして言いたくもなる。
 しかし、冷静に「ポッキーの日」ネタの数々を目にしているとあることに気がつくだろう。ボケネタの定番として、ポッキーのライバル商品でもあるあの棒状のお菓子の名が度々挙げられている。
 そう、「トッポ」だ。
 「食べやすさ」と「最後まで変わらない味」という点を見るとお菓子として圧倒的優位に立っているように見えるが、なぜか2番手感の拭えないトッポ。「見た目の解りやすさ」という点を考えるとチョコを内側に隠してしまったことが不利なのだろう。それに、事実二番煎じのお菓子だ。
 ポッキーの日のボケ担当として取り上げられるトッポ。ライバルメーカーが立ち上げたプロモーション活動の中で勝手に取り上げてもらえているんだから、費用対効果の観点から考えると1円も使っていないトッポこそ真のポッキーの日の勝者なのかもしれない。