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やってみれば簡単

by 唐草 [2012/05/25]



 有言実行とはぼくのことだ!
 と偉そうに言ってみたが、先日宣言した無線LANの暗号変更を行ったに過ぎない。
 変更前に無線LAN利用機器の数を数えて絶望的な気分になっていた。10台以上の機器に長いパスワードを打ち込むなんて2ヶ月ぐらいかかるのではないだろうか?そんな気分だった。
 でも、実際にやってみたら1時間程度で終わってしまった。いったいぼくは何を恐れていたのだろう?何をどう試算すれば、月単位の試算が出てきたのだろう?面倒だと思う心理が、作り上げるサボるための妄想の威力に気がついてしまった瞬間だった。
 さて、WEPからWPAへの変更でもっとも大変だったのは、各種機器の設定とは別にある。確かにゲーム機からPCまで様々な機器の変更を行ったので、それぞれの機器ごとの設定方法の差に悩まされたりもした。でも、そんな差は些細なこと。ぼくを最も悩ませたのは、WPAのAESキーの作成だ。
 最大26桁だったWEPキーとは異なり、AESは最大63桁まで使える。63桁のパスワードなんてあまりにも長大だ。とてもじゃないけれど正しく入力できる気がしないし、入力途中でこんなに長いパスワードを設定した自分を呪いそうな長さだ。ぼくのか弱い精神力では、63桁のパスワードは使いこなせそうにない。
 では、何桁だったら使いこなせるのか?
 最短の8桁だろうか?でも、短いと脆弱な感じがする。事実、各種Webサービスのパスワードも8桁より多いものしか使っていない。当分変更しないであろうパスワードだし、万が一破られたとしても気がつきにくいものだ。やはり、ある程度の長いものにしておきたい。
 では、15桁?短いような気がする。では、50桁?それは長いような気がする。
 一体ぼくにとって最適な長さとはどれぐらいなんだろう。そんなことを悶々と考えていたのが、作業時間の大半だった。最終的にある桁数に落ち着いたが、それが何桁かは教えてあげません。