by 唐草 [2013/05/14]
電車の中でハーゲンダッツの広告を目にした。アイスクリーム、しかもちょっと高級なアイスクリームだ。自然と広告に目が奪われてもしかたがない。
なんでも、ハーゲンダッツEXPOなるWebイベントを開催していて、歴代124種類のランキングをつけているとか。
正直言ってランキングに興味はない。ぼくは、クッキー&クリームさえあれば満足だ。この味が、例え最下位でも気にしない。とは言え、長年ある定番フレーバーなのできっと上位だろうけれど。
ランキングよりも気になったのが、124種類というフレーバーの多さだ。確かに期間限定のフレーバーも多い。クッキー&クリームに次いで好きなラムレーズンも毎年期間限定で売られている。それに、一冬だけの実験的かつ野心的なフレーバーを何度か見たことがある。
でも、それらを数えていったって124種類には到底及ばない。ちょっと思い出してみよう。
定番のバニラ、クッキー&クリーム、ストロベリー、マカダミアナッツ、抹茶。期間限定で、ラムレーズン、チョコレートなんとか、チーズケーキっぽい名前のものとコーヒーっぽい感じのもの、それとプリンだかプディングだかもあったような気がする。
正式名称を思い出せないあやふやなものを数え上げたって、ようやく二桁に乗る程度。
もちろん全種類食べたことがあるわけでもないし、ぼくが小さかった頃にしか販売されていなかったフレーバーも多いことだろう。
それにしても124種類も作っていながら、定番として落ち着いたのはわずか5,6種類。期間限定と掲げられていると何となく釣られて買いそうになってしまうが、この定着率の低さを見ると新フレーバー開発は広告的な意味合いしか無いように思える。
今後どんなフレーバーが登場しようとも、ぼくはクッキー&クリームさえあれば十分だ。ぼくにとってハーゲンダッツとは、クッキー&クリームのことである。