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悔しいので休みにする

by 唐草 [2013/11/01]



 昨晩、衝撃的な事実を知った。
 なんでも、今週末は3連休らしい。なんの祝日だか知らないけれど、次の月曜日が休みとの未確認情報を耳にした。
 なんてこった。月曜に仕事が入っていたので、全然世間の動向を把握していなかった。いや、ただのカレンダー確認不足なのかな?
 理由はともかく、休日に働くのはぼくのポリシーに反する。
 人が働いているときに休んで、人が休んでいる時にも休む。これがぼくの基本方針だ。
 それを実現させるために勤勉さを見下す努力を続けているんだ。いやだ、月曜日に働きたくない。
 とは言え、今さら月曜を休みにすることは不可能だ。
 だったら別の日を休みすればいい。うん、そうしよう。金曜日にしよう。
 ということで、打ち合わせや出社案件のない金曜日を急遽休みにした。
 ぼくのようなフリーランスにとって休みという概念は難しい。よく周りの人からもオンとオフについて聞かれたりする。確かに出社義務があったり日報があったりと分かり易い毎日の仕事があるわけではない。普段着で仕事をしているので、スーツを着る着ないという話でもない。一般的な社会人からすると、フリーランスのオフというのを想像するのは難しいのかもしれない。
 実際のところ、オンとオフの境界なんてあってないようなもの。
 要するに気持ちの問題だ。今日が休みだと思ったら、徹底的に仕事の要素を排除する。買い物に行くし、昼間にゲームをするし、メールをチェックしない。一応、緊急事態に備えて携帯電話だけは持ち歩いていたけれど、それもかかってきた電話に「すみません、今手が離せなくて…」と返答するために持っているようなもの。
 オンだと思えばオン。オフだと思えばオフ。
 すごく簡単なことだと思うんだけど、周囲からは「気持ちの切換が大変そう」と言われてばかりいる。