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発掘の悪夢再び

by 唐草 [2013/11/06]



 モンハンは、一般的に恐竜のようなモンスターを倒すハンティングゲームだと思われている。だがこれは、正しくない認識だ。ちょっとプレーすればモンハンの真の姿を知ることができる。
 プレーヤーは、ハンターが本職なのでは無い。本職は、マイナーだ。少数派という意味ではない。坑夫の方のマイナー(Miner)だ。
 熟練ハンターであればあるほど岩の採掘に費やした時間が長いことだろう。もう岩堀の合間に狩りに行くという表現の方が適切だ。
 レア鉱石素材の発掘から護石と呼ばれるお守りの発掘、さらには錆びた武器の回収まで掘るべきものは多い。MH4では、発掘武具なる新要素が加わったので、掘るべき要素はさらに増えた。
 発掘によって入手できるアイテムはすべてランダム。掘ってみるまで何が出てくるかはわからない。だから、目的のものが出てくるまで掘って掘って掘りまくる必要がある。
 ぼくも今、発掘でつまずいている。作りたい鎧があるのだけれど、素材がどうしても入手できない。ランダムに出現するお宝エリアでまれに入手できるアイテムが27個欲しい。ところが、50回ほど発掘に行ってもまだ半分程度しか手に入っていない。
 いったい後何回掘りに行けばいいのだろうか?
 モンハンのやりこみ具合を示す数字は、いくつもある。所持金。倒したモンスターの数。プレー時間。取得した勲章の数。でも、そんなものはうまい人と組めば簡単に伸ばすことができる。
 でも、発掘だけは孤独で終わりの見えない己との戦いである。ピッケル片手に今日もフィールドを駆け回る。これこそ今までのシリーズでも何度も経験してきた果て無き悪夢である。
 壊したピッケルの数。これこそがモンハンのやりこみ具合を示す本当の数字だと思う。