KL system

修理完了

by 唐草 [2015/06/14]

　ようやく自転車が完全に復調した。思い起こせば3週間前にチェーンが切れて以来、まともに自転車に乗れていなかった。本当にありとあらゆる故障が一気に噴出した。
　金属疲労でチェーンが破断。チェーンを新品に交換したら、ギアの摩耗が明らかになってギアとチェーンのかみ合わせがおかしくなった。自力で調整しようとワイヤー周りをいじりまくったが状況は好転しなかった。しかたなくギアを交換しようと自転車屋へ行こうとしたらパンクしていた。パンク修理に手間取り自転車へ行けなかったのが2週間前。先週末は、大阪へ行っていたので自転車をいじる時間はなかった。
　そんな訳で、ぼくの体の一部とも言える愛車に乗れない悶々とした日々が続いていた。
　それも今日で終わり。チェーンの交換とスプロケット(ギア)の交換で合計1万円以上かかってしまったが、久々に完全に復調した。
　自転車が直った喜びで24kmほど走り回ってきてしまった。そう言えば、ここのところテンションがいつも以上に低くて考えがネガティブだった。そんな鬱屈した気分も自転車に乗ったらどこかへ吹き飛んでいった。やはりアドレナリンは効く。
　完全に復調したぼくの愛車だが、将来的な不安も見つかった。ぼくの自転車のコンポーネントは、どれも12年ぐらい前のパーツ。もう規格が古くて、純正品が生産されていない。今回も自転車屋にあったデッドストックのパーツで修理を行ってもらった。
　もし、次に大きな故障が発生したら故障箇所の交換だけでは済まないかもしれない。ギアの不調でも、シフトレバーから一式全交換になる可能性が高まっている。また、フレームもかれこれ20年使っている。きっと内部に小さなダメージが蓄積している事だろう。
　そろそろぼくの愛車も寿命が近づいているのかもしれない。今度大きな故障や破損が起きたら、新車への乗り換えも検討した方がいいのかもしれない。競技会へ出るわけでもないのに妙な高級志向が強いぼくのことだから、買い換えはきっと一大事になることだろう。完車を買うんじゃなくてパーツ単位で揃えていくことになりそう。貯金しておかないと…。

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