KL systemうるう
by 唐草 [2016/02/29]
そうか、今日はうるう年なのか。ん？特定の「日」に対して「年」という名称を使うのはおかしく無いか？え、じゃあ今日はなんて呼ぶのが正解なんだ？
太陰暦の頃に一月多くなった月を「うるう月」と呼んでいたという話を聞いたことがある。そのルールに倣えば、2/29の正式な呼称は「うるう日」でいいのかな？なんかあまり耳馴染みがないような気がするのだが…。
「うるう日」という言葉よりも、むしろ「うるう秒」の方が聞き慣れている感じがする。
「うるう日」と「うるう秒」ってどっちが多いのだろうか？気になったので調べてみた。
「うるう日」は、約4年に1回。正確には、400年に97回。
「うるう秒」は、というと何時間に1秒というような規則はなく原子時計と標準時のズレの値が一定値を越えたら挿入されているようだ。結果として、この33年に26回のうるう秒があったそうだ。年2回の年もあれば、6年無かったこともある。不規則とは言え、頻度は「うるう秒」の方が高いようだ。
そうか、やっぱり「うるう秒」の方が多かったんだな。納得。
それに1秒しかない「うるう秒」と24時間(86,400秒)続く「うるう日」だったら、一瞬の「うるう秒」の方が貴重な存在に思える。このことも「うるう秒」の意外な存在感の強さの秘密なのかもしれない。