by 唐草 [2012/04/19]
今日からDQXのベータテストが再開した。実に2週間ぶりのことだ。この日をどれほど待っていたことか。
どっぷりはまっているのに2週間も遊べないのはなかなか辛い。想像して欲しい。自分が楽しみにしているゲームを手に入れたのに、メーカー側の都合で2週間も遊べなかったらどう感じるかを。
もちろん大きな制限の中でプレーすることになるのを承諾した上でβに申し込んでいる。頭では分かっているけれど、実際に待たされるのは辛いものだ。エサの前で「待て」をさせられている犬の気持ちが今なら分かりそうだ。
こういう風に書くと、DQXがとてもおもしろいゲームのように聞こえるかもしれない。でも、実際のところシステム的には秀でたところのないといわざるを得ない仕上がりだ。どこかで見たようなシステムをバランス良くつなぎ合わせたゲームといった印象が拭えない。また、一部のシナリオのみ雀の涙程度遊べるけれど、ボリューム的には体験版程度。はっきり言ってレベル上げしかすることがないドラクエのβテスト。
だけれどなんでこんなに楽しんでいるのだろうか?先行プレーできている優越感だけではないような気がする。2つの理由が思い当たる。
1つは、既存のMMORPGにありがちな人間関係にヒビが入りそうなシビアさが皆無な点だろう。舞台がオンラインになっても今までのドラクエのバランスを踏襲することに全力を注いでいる開発側の努力のたまものだろう。まったり気楽に楽しめる。
2つ目は、やはり小学生の頃からどっぷりつかっているドラクエの世界観に魅了されている点だろう。ドラクエ好きにとって、ドラクエ好きが集うあの世界は実に心地がいい。ゲームとしてではなく、オンラインのテーマパークのような印象さえもある。
さて、レベル上限も引き上げになったことだ。ぼくのレベル上げがDQX自体のレベル上げにも繋がっているんだという誇りを胸にして、とことんレベル上げするぞ。