KL system

目の動き

by 唐草 [2014/05/08]

　ドラクエXをインストールして以来ほぼゲーム機となってしまったMac mini。HDMIケーブルがつながるのでテレビへの映像出力もできる。でも、ゲーム専用機ではなくてPCなんだという最後の牙城を守り抜くためPC用のモニタにつながれている。
　このモニタは、もう一台のMacもつながれているので必要に応じて入力を切り替えて使っている。つまり、Macを使う際もドラクエで遊ぶ際も、同じ位置から操作が可能だということだ。
　ただ、ドラクエをPCを操作する時の姿勢で遊ぶことはまれである。
　PCを使う際に快適な椅子やモニタの配置になっているのだが、これでドラクエを遊ぶとものすごく目が疲れる。ドラクエで遊ぶ際は、モニタから離れないとダメなのだ。
　なんで、同じモニタを使っているのにこうも顕著な差が表れるのだろうか？意識的に目の状態に注意しながら遊んでみた。
　その結果、1つの事実に気が付いた。
　ドラクエをやっている際は、画面のあちこちを見ている。HPなどの情報は画面の右下に表示されている。一方、メニューは左上に表示される。敵を探すんで画面をくまなく見つめている。本当に画面のあちこちを見続けている。
　一方PCを操作している際は、そこまで大きく視線を動かすことはない。自分の見やすい位置に情報を集めて操作しているのだろう。それに、次にどこを見ればいいのかもよくわかっている。
　やはりドラクエは、Wii向けに開発されたこともありモニタから離れた方が見やすいユーザインターフェイスになっているのだろう。画面から離れていれば、大きく視線を動かさなくとも多くの情報を読み取ることができる。
　何にでも適切な距離ってのがあるし、それを考えてデザインしないとまずいんだなぁと改めて考えた疲れ目の午後。

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