by 唐草 [2016/05/16]
先日、学校の控え室で電気ポットから注いだお湯が茶色かったという話を書いた。
あの記事を書いたときは、ポット内のお湯が汚れている可能性と使い捨てカップが汚れている可能性しか考えていなかった。
でも、今日お湯を注いだときにハタと閃いた。第3の可能性がある。
たぶん、先日考えたお湯の汚れもカップの汚れも間違いだと思う。
正解は、「電気ポットの注ぎ口にコーヒーが付着していた」だろう。
果たして、ポットの注ぎ口にコーヒーが付着することはあり得るのか?そう疑問に思う方もいるだろう。
ぼくも頭で考えているだけでは、この結論に至ることはできなかった。実際にお湯を注いだときの動きを目のあたりにしてようやく導き出せた結論だ。
インスタントコーヒーにお湯を注いだものの、お湯の量が少なかったらどうするだろうか?
濃いのを我慢して飲む?
いや、そうじゃないだろう。お湯を追加するに違いない。
ポイントは、お湯の追加だ。
既にお湯が入っているカップに追加でお湯を注ぐと、大きなミルククラウンができる。一瞬だけお湯を追加すると注がれた反動でできたミルククラウンが、1cmぐらい立ち上がる。このミルククラウンが、ポットの口にこびり付いたのだろう。
ぼくのお湯が、コーヒーカップをすすいだときのように薄茶色に汚れていたという点にも符合する。
これが、自称名探偵の華麗な推理だ。