by 唐草 [2014/05/21]
先日から購入を検討しているゲーミング用左手キーボード。これさえあれば、寝っ転がりながら片手でゲームを遊べるのではないだろうかというダメ人間らしい考えが、ぼくの頭を支配している。
現在日本で売られているゲーム向けの左手キーボードは、Razerの"orbweaver"とLogicoolの"G13 Advanced Gameboard"が二大巨頭という印象。スペックシートを読む限りどちらも似た商品。ネットのレビューでも、双方それぞれの評価があり、判断を助ける材料にはならない。やはり、現物を見て触って判断しないと決定打に欠ける。
秋葉原へ出たついでに、さっそく気になる2商品をチェックしてきた。
結論から言えば、ぼくはRazerの"orbweaver"が良いと判断した。アームレストを自由に調整できる点を高く評価したい。あと、G13の方はぼくの手には大きすぎる。多くのボタンが配置されていても手を大きく動かさないと押せないようでは意味はない。これはアメリカンサイズなのだろうか?
さて、現物を見て触ったことによって2商品の甲乙はついた。で、実際に買ったかというと、それは別の話。
Razerの"orbweaver"には2つのグレードがある。8,000円ぐらいの廉価モデルと15,000円ぐらいの上位モデルだ。
この2つのグレードの違いは、単純に言えば搭載されているキーボードのスイッチの違い。廉価モデルは、よくあるメンブレン方式のゴムのキースイッチ。高い方は、ぼくが大好きなメカニカルキースイッチ。
冷静に考えれば廉価モデルでも十分だとは思っている。でも、キーボードマニアとしてメンブレンの柔らかいふにっとした押し心地は好きになれない。ソリッドなメカニカルキースイッチに惹かれてしまう。
あぁ、でもドラクエX用のコントローラーに15,000円も出したくない。でも、キーボードマニアとして譲れないプライドもある。
そんな無価値な板ばさみに襲われ、なにも買えないまま店を去ったのだった。