by 唐草 [2016/11/29]
FF15を2時間ほど遊んだので、その感想を。
■戦闘
まだ雑魚戦しかやっていないのでよく分からないが、結構混戦になる印象が強い。目の前の敵だけ見ていると、すぐに別の敵に襲われてしまう。また、仲間と離れると連携がとれなくなるため仲間の位置を把握した方が有利に戦いを進めることができる。サッカー選手のように、敵と味方の位置を空間的に把握する必要があるかもしれない。
あと、緊急回避的な位置づけのマップシフト機能は便利なのだが、腑に落ちない部分もある。瞬間移動の能力を駆使して戦うのはカッコイイのだが、1人だけ柱にぶら下がって戦闘を眺めている姿は実に不自然。ぶらーんとぶら下がりながら、休憩しているようにしか見えない。これは、ぼくがまだ戦闘に慣れていないというのもあるのかもしれないが…。
慣れればスタイリッシュな高速バトルができそうな手応えはある。ただし、練習が必要そう。
■車
オープンワールドのゲームには、ファストトラベルと乗り物が必須だ。広いマップを徒歩だけで移動すると時間がかかりすぎてしまう。
FF15の乗り物兼ファストトラベルは、PVでもおなじみの大型オープンカー。王家の車と言うことで、豪華で重厚な感じの車となっている。実際の車で言えば、トヨタのセンチュリーとかロールスロイスのファントムとかその辺の感じだ。
ただ、この車は道路しか走れない。未開の荒野などに踏み込むことはできないのだ。
せっかくのオープンワールドなのに車で走り回れないのは残念。4WDのSUV車みたいな車だったら荒野の真ん中にいるボスのところまで車で行けるのになぁと考えながらプレーしている。
車好きだから、ちょっと不満。
■世界
当初の設定からするとFF15の世界は、だいぶ縮小されたようだ。それでも、拠点から拠点までの距離が1km以上とだいぶ離れている。広さだけなら他のオープンワールドのゲームに負けていないと思う。
ただ、移動手段が車なので思いの外早く目的地に着いてしまう。そのせいもあって、世界にあまり広がりが感じられないのが残念でもある。
あと、現時点で辺境の荒野しか歩いていないのでなんとも言えないが、『Witcher 3』で感じたような濃密さは無い。「ノヴィグラド」(Witcher 3の街)でぼくが受けたような衝撃は、まだ感じていない。とは言え、大きな街にまだたどり着いていないので、結論を出すにはまだ早いかもしれない。
この先に期待しておこう。
とこんな感想。予想していたとおりで、期待を上回っている要素はまだない。まぁ、期待値が高いからしかたないのかもしれないのだが。