by 唐草 [2012/03/22]
多くを語ることは禁じられているが、やはりどうしても話したい。具体的な話でなければ問題は無いだろう。少しだけ話しをしようじゃないか。
誕生日にゲームを買ってもらった小学生と大差ない心持ちで件のβにログインをした。βと言えども、ぼくにとっては期待の新作を入手したことと変わりない。きっとにやけた顔でログインIDとパスワードを入力していたことだろう。
ゲームは一般的なMMORPGスタイルで特に新しい感じはしない。見慣れた敵モンスターが徘徊しているので、とても今日が初プレーとは思えない。3年ぐらい前から遊んでいたような安心感がそこにあった。
本心を言えばじっくりレベル上げだけを楽しみたいところだが、一応テストもちゃんとやる。戦闘中に不自然な動きをしたり、他グループの戦闘の邪魔をしてみたりと大忙し。でも、そんな風に忙しいうちが華だった。
ここから先は、あまり詳しくは書けない。でも、何十人ものプレーヤーが街の門で踊ることになってしまった。なにせそれしかやることがないので…。その後色々あって、ぼくは2時間ぐらい虚しくローディング画面を眺めるだけになってしまった。何ともほろ苦いテスト初日だ。
とオブラートに包んで書くとこんな感じになる。本当は、すべてぶちまけてやりたいところだ。
でも、きっと開発チームは今晩が修羅場ではないだろうか?徹夜するだけで良いコードが書けるなら苦労はない。開発陣の苦労を想像すれば寛大な気持ちになれる。多少のことは何でも許せてしまう。それでも集中負荷テスト終了後なのに、一部のテスターがテストに参加できないというのは流石にゆゆしき自体だったと思う。こんな調子じゃ、発売は来年になってしまうんじゃないかと不安になる。
なんて文句を言うのもβの楽しみの一つ。とは言え、このフェーズのテストでここまでひどいのは初めての経験でした。頑張れ開発チーム!
一応製品版を買うつもりだけど、シナリオは一人でクリアしようと思っている。廃人弾丸ツアーに巻き込まれると楽しくないからね。