by 唐草 [2013/12/14]
またしても宝くじの使い道の話になった。年末ジャンボの影響力恐るべし!
ジャンボで7億円、TOTO BIGで6億円。普通の人じゃ絶対に使えない額が転がり込んでくるチャンスがあるかもしれない。そう夢見て自分のやりたいことを考えるのは楽しい。だから、度々話題に上がるのだろう。
ここのところ立て続けに、何人かの人と宝くじの使い道の話をしていて一つの発見したように思える。
男女でお金の使い方が大きく異なるような傾向が見られた。
男性の場合、「6億で何ができるか?」というアプローチで使い道を考えていく。
例えば、宇宙旅行。ロシアの宇宙局に6億円ぐらい払えば、ソユーズの座席を買って国際宇宙ステーションまで行けるのではないだろうか?そんな夢を描く。また、未知のフロンティアへの挑戦という意味では、海底旅行にもロマンがある。6億円あれば、深海6000とかの調査用潜水艇を私用で乗り回すことができるのでは無いか?そんな話も出た。
また、こういった浪費方面ではなく6億円で小さな会社を買い取って経営をするという堅実なプランも出た。
とにかく、男性は6億円を一気に使おうとするプランばかりを口にする。
それに対して、女性の提案するプランは別のアプローチだった。自分がしたいことを一つずつ挙げていって、合計で6億を目指すというプランが多かった。世界一周旅行をして、家を買って、アレをかって…。というような感じだ。かなり現実的なプランが多いように思えた。
傾向として女性は、積み上げて6億を目指そうとしている。
これが、男性的な考え方と女性的な考え方の違いというものなのだろうか?
さて、ぼくも6億円の使い道をあれこれ考えてみた。
小さな会社を買い取るというプランに賛成だ。ただ、ぼくは経営をするつもりはない。経営権を奪取したら、その場で会社の解散を発表。全社員をリストラして路頭に迷う人々を観察してみたい。人生を破壊すると言われる高額当選。その呪いをまったく関係ない人にも振りかけてみようという悪魔の所業としか思えないゲスな使い方を心に秘めている。