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子守唄のファン

by 唐草 [2020/09/01]



 頭の中で考えていたことと実際にやってみた結果が一致することなんてまず無い。大抵の場合、間違い探しのイラストのように小さなズレがいくつも生じてしまう。ズレは想像力の欠如から生まれるのか、それとも経験の不足から見落としているのか?
 今、ぼくが直面しているのはラズパイの理想と現実のズレである。多くの場面で期待以上の性能を発揮してくれているラズパイ4だが、2点ほどぼくのイメージとずれていたことがある。急にSSDを起動ディスクとして認識しなくなったことと、ファイル同期(rsync)実行時の異常なメモリ浪費である。どちらの問題もラズパイをファイルサーバとして使おうと思っていたので致命的。
 先進的な試みを試すのは楽しいが、安定性が必要な場面ではその限りではない。やはり、使い慣れたx86マシン -ようするに普通のPC- を使ったほうが安全確実なのかもしれない。ハードディスクの故障で稼働停止となった3代目カラクサラボサーバを蘇らせるのがベストに思えてきた。
 その一方で、ラズパイに切り替えたことで楽になったこともある。名刺サイズで音も立てないので設置場所を選ばない。今は涼しいぼく部屋の仕事机の裏で動いている。毎年ぼくを悩ませていたサーバ冷却問題から完全に解放された。冷房の効いた部屋にサーバを置けると、こうも心が軽くなるとは。
 3代目サーバを復活させるのなら設置場所を物置部屋から自室に移すことに異論は無い。ただ、大きなファンがグルグル回っている3代目サーバを自室に置いた際の騒音だけが気がかりだった。いくら静音重視のPCと言えど無音には程遠い。寝るときに気になってしまうのではないかと心配だった。
 ここで冒頭の話に戻る。考えてみた通りの結果になるかは実際に試すまで分からないという話だ。あれこれ考えるよりも部屋にサーバを置いて検証したほうが手っ取り早い。部屋の隅にあるラックの上にサーバを設置して、特に何も処理はさせていないが起動しっぱなしにして寝てみた。
 ファンの音はエアコンよりずっと小さい。気にも留めずぐっすりと眠れた。