by 唐草 [2018/11/01]
11/15発売予定のゲーム『Fallout 76』。予約特典としてβテストへの招待がある。呼吸をするように自然な感じで予約を済ませていたぼくの元にもβテストへの招待状が届いた。という訳で、早速β版をダウンロードしようとした。
だが、ダメだった。
原因は単純だが見落としがちなものだった。PS4の空き容量が足りなかったのだ。『Fallout 76』は、約100GBもの容量を食いつぶす。様々なゲームがインストール済みの500GBのハードディスクには荷が重すぎる。
結局、β版をダウンローするためには最近遊んでいない古いゲームをすべて削除するしかなかった。涙ながらに『Witcher 3』とか『ドラクエ11』など愛着のあるゲームを消していくこととなった。DL版なんで何度でもダウンロードし直せるんだけれども愛着のあるゲームを消すのは忍びない。
現状を鑑みると明らかにPS4のストレージ容量が足りていない。最近のゲームは、どれも50GBぐらいあるので500GBでやりくりするのは限界なのだろう。
この現状を解決する方法はいくつかあるが、現実的な手段は1つしか残されていない。
USB接続の外付けドライブを接続することである。
ウジウジ悩んでいる暇はない。ゲームで遊べないという状況は、優柔不断なぼくを唯一突き動かせるものなのである。迷うことなくPS4用に500GBのSSDを購入した。
PS4はUSB 3.0搭載なのでSATAのSSDをUSBに変換してつなぐと内蔵HDDより高速で読み書きできるようになる。ロードの長いゲームにうんざりすることも多かったのでちょうどいい機会であると言えるだろう。
よく遊ぶいくつかのゲームをSSDに移動させた。早速SSDの威力を見せてもらおうか。巷の噂によると外付けSSDでも1割から2割ぐらいのロード時間短縮が期待できるそうだ。
目を輝かせながロード画面を見つめていた。でも、ゲーム起動までの時間はあまり変わったようには感じられなかった。
きっと効果の出やすい場面とそうでない場面があるに違いない。
しばらくしてステージのロードが始まった。ローディングバーとかが表示されないので、見た目にはいつも通りの画面でしか無い。
「やっぱ効果ないのかな」と心でつぶやこうとした瞬間にロードが終わった。そして、次のステージ移動でも同じことが起きた。このPS4、ぼくの心を読んでいる?そんなことはあるまい。どうやら15秒ぐらいのロード時間が、13秒ぐらいに短縮されたようだ。これだけだと「SSDすっげー」って気分にはならないなぁ。