by 唐草 [2017/03/12]
これ以上の時間の浪費は無いだろうと胸を張って言えるほどダラダラと愛用のタブレットでネットを見ていた。気がついた時には、バッテリー残量が30%を割っていた。
そろそろ充電しないとな。
繁茂した蔓植物のように床を這うケーブル群の中から、タブレット充電用のUSB Type-Cのケーブルを掴んだ。
タブレットの充電を始めたからって、ぼくのやることは変化がない。依然、ダラダラとネットを見続けるだけだ。
ふと、バッテリー残量を確認すると29%になっていた。減っている。充電マークが出ているのに、充電されていないのか?
そう言えば、前にも似た現象があった。その時は、ソフト側の問題で謎のプロセスが暴走していた。再起動をすることで問題は簡単に解決した。今回も、同じだろう。困ったときの再起動頼みと言うことで、タブレットを再起動させた。
だが、状況は改善しなかった。有線で充電していいるのに、ジワジワとバッテリーが減っていく。このままでは、明日が来る前にタブレットは力尽きてしまう。
ケーブルが悪いのだろうか?電源アダプターが悪いのだろうか?それとも、買って半年にして本体が壊れてしまったのだろうか?確認したいのだが、USB Type-Cを使う機器がこれしかないので確認のしようもない。修理案件になることを覚悟したぼくは、タブレット購入時のレシートを探し始めつつ、様々なことを試していった。
電源を切った状態で充電してもバッテリーは減っていく。機内モードで節電してもダメ。試せることは試したが、効果はなかった。
最後の手段として、タブレットの置き方を変えた。接触不良ならこれで直るかもしれない。本体を横に寝かして充電するのを止めて、立てて充電を開始した。すると、今度こそ本当に充電が始まった。
やっぱり、接触不良なのか…?修理待ったなしだな…。