by 唐草 [2024/02/15]
コーヒーは人体に良いものなのか?それとも悪いものなのか?その評価は、猫の目のように日々変わっていく。これまでコロコロと変わり続けた評価がすべて真実だったとしたら、良い効果と悪い効果がお互いを相殺しそう。
きっと明日には新しい効果が発表されて、またしてもコーヒー好きを惑わせることだろう。
評価が変わるのは人体への影響だけではない。
コーヒーを淹れた後の出し殻でさえ評価が二転三転している。ネットには真逆の評価が平然と並んでいる。特に意見が割れているのは、出し殻を再利用する生活の知恵。健康と違ってどんな結果になっても大した責任にならないせいかみんな好き放題書いているようにさえ思える。
先日見たのは、出し殻を乾燥させて地面に撒くと良いという生活の知恵。
1つはコーヒーの出し殻を土に混ぜると雑草を抑制できるというものだった。出し殻にはほとんど栄養はないだろう。また、出し殻に残った苦い成分は焦げの濃縮物みたいなもの。撒けば土を痩せられそうだ。
別のサイトにも出し殻を撒くと良いと書かれていた。そのサイトによると良い肥料になるそうだ。確かにコーヒーの出し殻は100%自然由来。分解されて新たな生命へとバトンを渡せそう。適度な大きさに粉砕されているので水はけも良いだろう。構造を考えると土壌改良に使えそうにも思える。
かたや雑草の抑制効果があると書かれている。もう一方には、良い天然肥料になると書かれている。平然と真逆の意見が並んでいる。一体どちらを信じるべきだろうか?
自宅の小さな庭にはドクダミやスギナといった雑草が繁茂している。これらを除草剤のように強い薬剤を使わずに出し殻で対処できるのならありがたい。幸い、コーヒーを飲みまくるので出し殻は十分にある。でも、もし肥料として作用したら大変な結果になる。我が家がドクダミに飲み込まれる可能性もある。
あれこれ考えるよりも実験したほうが早いかもしれない。区画を区切って撒いた方と撒かない方の対照比較実験をすれば白黒をハッキリさせられる。ネットの意見に流されるのはやめにしよう。
コーヒーを飲みながら実験計画を考えよう。