by 唐草 [2016/02/05]
見積ができない。
どうにも相手方の予算感がつかめないので、見当違いの額面で見積書を作ってしまっていそうな気がする。
だからといって100万円もらえたはずの仕事が、過度に控えめに見積もって30万円になってしまったりしたら悲しすぎる。
いくら欲しいのかという欲求にストレートな方法で見積を作り始めたら青天井だ。ぼくが納品する品は、プログラム。材料費などは無いので適正価格というのも判断しにくい。しかも、今回の案件は商売をするためのプログラムではなく、学術的な実験を行うためのプログラムだ。ますますお金の流れを推測しにくい。
一度見積を出したあとに、仕様変更がないにもかかわらず値段を上げるのは反則だろう。だから、初めの見積はちょっと高めに出す。これがぼくのやり方。ただ、今回に限っては「ちょっと高め」のちょっとの範囲がまったく見えてこない。
お手上げだ。
数字が埋まらない見積用のエクセルシートを眺めているだけなのにどんどん時間だけが過ぎていく。