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メモ帳の山

by 唐草 [2014/08/03]



 今、ぼくの机には大量のメモ帳がある。もちろんリアルな話だ。PCアプリのメモ帳.exeとかの話ではない。
 先日、祖父母の家を整理したら大量のメモ帳が発掘された。昔の人は、使わないものでも後生大切にしまい込んでしまう傾向が強いので、膨大な量のメモ帳が押し入れなどに保管されていたらしい。
 いろいろあった結果、多量のメモ帳はぼくの机に積まれる羽目になった。
 保険会社のメモ帳、銀行のメモ帳、どっかのホテルのメモ帳。さまざまなメモ帳がある。カラー用紙のものもあれば、白い紙だけのものもある。本当にメモ帳の見本市とでもいう雰囲気だ。
 枚数にして少なく見積もっても2000枚分は余裕であるだろう。紙の薄いメモ帳もあるので、3000枚ぐらいあるかもしれない。本当の枚数は誰にも分らない。
 確かにこれだけのきれいな紙を目にすると捨てるのは惜しい気がする。いらないものはどんどん捨てていこうという発想のぼくでさえ捨てることが躊躇される。それにメモ帳ってこまごま使うので、すべて捨てると困るのも事実だ。
 ぼくは、メモを取る際に電子メモ帳のBoogie Boardを使用している。紙もペンも使っていない。が、このままでは紙のメモ帳が死蔵されることになる。長年貯めこんできた祖父母を笑えなくなってしまう。方針転換をして紙を活用してみよう。
 どうせ捨てる予定だった紙だ。せっかくなら何かを書いてから捨てた方がまだましだ。
 さて、このメモ帳の山を切り崩すには何年かかるだろうか?1日1枚消費したとしても、2000枚だとしても5年以上かかる計算になる。もしかして、一生分のメモ帳を手に入れたのではなかろうか?紙がもつかは分からないけれど…。