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エアリスがうざい

by 唐草 [2021/03/10]



 フリープレイ期間の3月中にFF7Rをできる限りやり込んでおきたい。クリアは当然のことながら、難易度イージーで達成できるトロフィーぐらいは制覇しておきたい。締め切りがあるからこそ、かなり前のめり気味にゲームに向かっている。
 最低限の目標であるイージーでのクリアは達成した。そこまで遊んだぼくの頭を支配したのは、「エアリスがうざいなぁ」という感想だ。
 FF7も、DQ5程ではないとは言えヒロイン論争で盛り上がるゲームだ。こういう議論が起こるゲームはキャラクターの個性がしっかりと描かれている。それに加えてリメイクではフルボイスになったので個性はさらに鮮明になった。
 なにがぼくを不愉快にさせたのだろう?そのことを分析的に考えながらクリア後の周回要素で遊んでみた。2周目となると余裕を持ってプレーできるのでいろいろな発見がある。1周目は先に進めることばかりに気を取られ多くのことを見落としていたり、深く考えていなかったというい事実に気が付かされた。
 イベントをスキップしようとした時、ぼくを苛立たせる要素に気がついた。
 ぼくはフォトリアルなキャラクターがアニメ的なデフォルメされた動きをしていることに違和感を覚えていた。首を傾げたり、腕を上げたりする動きが、あまりにもオーバーなのだ。ブリっ子があざとさを狙ってわざとやっているような不自然さだ。そういう動きの多いエアリスが、特にぼくの鼻についたようだ。
 デフォルメされた動きは、2次元だったりデフォルメされたキャラクターがするから受け入れられている部分が大きいのだろう。そんな動きをリアルなキャラがすると、可愛さよりもわざとらしさが全面に出てしまう。FF7Rは日本のゲームなのでアニメ文化的演出を取り入れているのだろうけれど、現実的なCGとは相性が悪いと思う。
 一方、海外のゲームは現実的なCGのキャラが現実的な動きをしている。だから違和感を覚えることはあまりない。でも、見方を変えると動きに乏しく地味な画面だとも言える。
 ゲームなんだからCGでしか描けないアニメ的な演出にした方がいいのだろうか?それともフォトリアルを選んだからには、徹底的に現実に即すべきなのか?ヒロイン論争と同じで、一筋縄では結論の出せない難問題だ。