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ゼロからのHTML

by 唐草 [2024/05/02]

　制作中のゲーム『Return of AA』のバランス調整も概ね完了した。ローグライクが下手なぼくがクリアできる難易度より数%難しくしておけば、一般的なノーマル相当の難しさになるはずだ。
　これでゲームとしての体裁は整った。残りは、AI頼りのBGM選定、地味なエフェクトのブラッシュアップ、プレイしてのバグ探しと言ったところ。残された作業は片手で数えられるほどになってきた。
　完成はもう目の前。
　Unityを初めて使うせいでかなり遠回りをしてた。想定の2倍ぐらい時間がかかってしまった。それでもいきなり有料のものを作ろうとせずに、じっくり腰を据えて失敗しても悪評に繋がりにくい無償版から始めたのは正解だった。
　と、これまでの苦労の道のりを振り返りたいところだが、まだそんな悠長なことをできる状態ではない。次のステップとして配信の準備が待ち受けている。
　今回は無償なのでSteamは使わない。Googleドライブでの配信を考慮していたが、調べたらインディーゲームの配信に特化したサービスが見つかった。そのサイトの評判は良く分からないし、何か落とし穴もあるかもしれない。そうだとしても、それもインディーゲームを配信する流れの勉強だ。
　配信するとなれば開発者のWebページも必要だ。だが、ここにはゲームの情報が一切ない。それでは困るので、今日はgames.karakusa-lab.comの準備を進めた。
　Google Cloud Platformに置かれたこのサイトには、Wordpressを動かす余裕はない。ぼくがWordpressに必要なMySQLではなくPostgreSQLを使っているせいだ。なので、CMSの導入は不可能。
　という訳で、久々にHTMLとCSSを0から手書きした。こんなことするのは一体何年ぶりだろう？
　普段サイトを作るときは、テンプレートの手直しが多い。出来栄えのものをいじるだけだからおぼろげな知識でも対応できる。でも、ゼロからだとそうはいかない。
　できることは分かっているのに、やり方がわからない。そんなことに苦しんだ1日となった。

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