by 唐草 [2017/04/21]
今日も、大学のロッカーにちゃんと物をしまってきたのか不安になっている。
ほぼ毎週のようにこの不安に襲われている。今週の不安は、特に色濃い。なにせ、本来持って帰ってくるべき資料を学校に忘れてしまっているのだ。注意力が散漫になっていた証拠だ。
そもそも、なぜ毎週のようにロッカーのことが気になるのか。それは、授業が終わるとぼくが、フラフラのヘロヘロに疲弊してしまっているからだ。
半分意識を失っているような状態で、ロッカーのところまで行く。ロッカーの上に荷物を仮置きして、鞄から鍵を取り出す。何のためにロッカーを開けたかよく分からないまま、荷物を出したり入れたりして帰路へと付く。
帰ることしか考えていないので、ちゃんと荷物をしまったのかも定かではないし、施錠したかも思い出せない。
毎週不安に襲われているが、1度だってミスをしていたことはない。とは言え、ここまで幸運が続いていただけかもしれない。次こそは、ミスを犯してしまうかもしれない。
なにか施錠や収納を後から確認する良い手立ては無いものだろうか?
色々考えて思いついたのが、鉄道のタブレット閉塞機のようなアイディア。学校に置いてある授業資料を取り出したら、代わりに「何か」をロッカーにしまう。そして、帰りに授業資料をしまったら、「何か」を取り出す。こうすれば、持ち物で収納の有無が確認できるだろう。
じゃあ、タブレットの代わりにするものは何にしよう?ぼくの場合なら、サングラスか帽子辺りが良さそうだ。帰るときに頭がスースーしていれば、荷物をしまっていないことになる。
なお、ロッカーにしまっているのはiPad。文字通りタブレットなのである。閉塞機とは関係ないけれど。