by 唐草 [2014/10/31]
履歴書を準備することになった。こんな妙な時期に。
一般的に履歴書というのは、就職活動の際にあらかじめ用意するものだろう。でも、ぼくのようにコネとその場の雰囲気だけで生きている人間は、就職活動なんてまっとうな方法で仕事を得ていない。
仕事の打診が来て、適当に返事をしているうちに仕事が決まっていくことが多い。事務処理上の帳尻を合わせるために決定後に履歴書を準備するという妙な流れに巻き込まれることが多い。
今回もそうだ。完全に後手の履歴書だ。
またしても、その準備に苦慮することとなった。
前に、大学が用意した履歴書をプリントアウトするのに四苦八苦した話を書いた。今回は、その続き。
VBAマクロ入りのエクセルフォーマットでフォント依存の履歴書テンプレートが、大学の標準履歴書。きちんと開ける環境は、極めて限られている。前は、我が家のPCを総動員してどうにか印刷を行った。
今回はそのファイルを再編集することになったのだが、あいにく開くための環境がなくなっていた。もはや開けないのかと思ったが、幸運なことに印刷用にPDF化したデータが残っていた。
が、このPDFを編集環境で開いたら閲覧不能なほどに壊れていた。
閲覧はできるのに編集ができない。そんな絶望的な環境が広がっていた。
困った時は、本家に頼るのがベストだとAdobeのAcrobatで開いて、最適化をして書き出しを行ってみた。でも、最適化済みファイルも編集不能だった。そこで、印刷データをPDF書き出しするMacOS Xの機能を使おうと思ったら、「すでにPDFです的」なメッセージが出て撃沈。
あぁ、もう無理なのか。プリントアウトしてスキャンして画像として編集するしかないのか?
そんな嘆きの声を発していたが、別の方法であっさりと事態は解決した。
OS内蔵の汎用閲覧ソフト「プレビュー」で開いて、印刷からのPDF書き出しをしたら完全にアウトライン化したPDFが出力された。「すでにPDFです的」なメッセージはAcrobatの警告だったのか。Adobeめ…。