by 唐草 [2017/09/20]
『Skyrim』で遊び初めて最初に抱いた感想は、これ。
「『Fallout』と同じだ!」
発売元が同じBethesdaなので似ていることに不思議は無い。ハッキリ言って似ているというよりも同じだと言って差し支えないほどの類似性があった。画面デザインも似ているし、システムもほぼ一緒。違うのは世界観だけ。核戦争後の荒廃した世界がFalloutシリーズで、剣と魔法とドラゴンの世界がThe Elder Scrollシリーズ(Skyrim)。くたびれたディストピアから血なまぐさいダークファンタージの世界に変わっただけ。
2作品はもっと違うゲームだと思っていたので、この類似性は誤算である。ただ、それは嬉しい誤算。あても無くゲームの世界を散歩できる体験をもう一度味わえると喜びに打ち震えているのだ。
手放しで喜んでもいられない。久々の海外ゲームなのでいつもの問題に悩まされている。
決定ボタンとキャンセルボタンが逆問題。○がキャンセルで、×が決定。欧米では、日本と逆のこのボタン配置がデフォルトだ。
海外ゲームで遊び始めるといつもこのボタン配置に悩まされる。店でアイテムを買うときも、会話で選択肢を選ぶときもありとあらゆる場面で間違える。時にそれが致命的な結果を生むことさえある。
『Witcher 3』のようにしっかりローカライズしてあると○と×の配置を逆にできたりする。でも、Bethesdaゲームのローカライズは、ざっくりと翻訳してあるだけでシステム的な変更はほとんど無い。
ボタンを押し間違えて面倒な事に巻き込まれる度に「あぁ、今は海外のゲームで遊んでいるんだなぁ」という想いを強くする。そして文化の違いを肌で感じているんだと自分を納得させるのである。