カレンダー

2015/06
 
    
       

広告

Twitter

記事検索

ランダムボタン

まさかの参戦!?

by 唐草 [2015/06/12]



 対岸の火事だと思っていたようなことが、我が身に降りかかりそうになっている。
 もったいぶってもしかたがないのでストレートに書くが、今年の夏のコミケで店番をやらされることになりそうな流れになってきている。困った。
 事の発端は、DQXを通して知り合った方がDQXの薄い本でコミケに申し込んでいるという話を聞いたところまで遡る。この時は、申し込んだという話を聞いていただけだった。だから、深く考えもせずに「○○さんが当選したら、ぼくの缶バッジも売らせてくださいよ」と考えも無しに口走ってしまった。
 正直言って、抽選に当たるなんて微塵も考えていなかった。
 だが、彼は幸運にも厳正な抽選を通り抜けて初のコミケ参加権をゲットした。
 抽選の結果を聞くまでは、当選がどういう結果をもたらすかなんて想像もしていなかったのでワクワクしながら当落の報告を待っていた。ぼくは落選報告になると思っていたので、様々な慰めや労いの言葉を考えて待っていた。
 その予想は外れ、当選報告がもたらされた。もちろん当選したことは、おめでたいことだとは思う。だが、その知らせは同時にぼくに火の粉が降ってくることを意味していた。
 まず、売るべき缶バッジの在庫なんて無い。そもそもオフ会のおみやげとして配った内輪向けのデザインなので部外者には意味不明なデザインだろう。本気で売るなら新たに作らねばならない。
 作る事なんて些細な問題だ。最大の問題は、人手不足。ぼくが参加しても2名。そんなサークルなので、現地へ足を運ばず販売委託だけして家から静観という訳にもいかない。暑いさなかに朝から会場へ赴いて店番をしてなくてはならない。オッサン2人のサークルなんて売れるものも売れなくなるのではないかと濃厚な不安が付きまとう。
 もしぼくが、何度かコミケに行ったことがあるなら動向の予想とかができたかもしれない。だがぼくは、人混みがキライだし、二次創作に微塵の興味もない。一次創作の人々には頑張ってもらいたいと思っているが、支援のために財布の紐を緩めるつもりもない。そんなイベントとは無縁のぼくが、出店側として参加することが現実味を帯びてきた。バッジは売りたいが、気乗りしない…。