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クラウドの皮算用

by 唐草 [2024/04/20]



 ゲームをどうやって配信するのかが目下の問題。Steamなどのストアで有料配信するゲームなら、自腹を切ってクラウドストレージを用意してもいい。
 でも、昔ながらのフリーソフトとして無料配信しようと考えるととたんにコストが重くのしかかる。特にゲームだと尚更負担がデカい。ゲームは軽く数百MBになるからだ。
 現時点で無圧縮だと300MBを超えている。使わずに終わったアセットを削除して容量の最適化を行う予定だが、どんなに頑張って減らしても100MBも減らせない。おそらく20~30MBぐらいだろう。圧縮すれば多少は小さくなるが、それでも200MB前後になる計算だ。
 以前のように自宅サーバを運用していれば容量を気にすることはなかった。Web用のストレージだけでも200GBぐらいあったし、何より回線負荷を気にする必要がないからだ。どんなに使っても月々プロバイダーに払う定額で済んでいた。
 でも、クラウドを使っている今は、そんなどんぶり勘定では済まない。まずストレージサイズが10GBしかない。そして、すでにその大半を使い尽くしている。200MBを超えるような大きなファイルを置く余裕はない。
 ストレージサイズよりもシビアなのが通信料。200MBの転送でいくらになるかはまだ試算していないけれど、ダウンロードごとに10円ぐらいをGoogleに払うことになるだろう。万が一にも大ヒットしてしまったら、ぼくの銀行口座は空になりかねない。ヒットで破産は悲しすぎる。
 という訳で、ぼくの薄い財布の安全を確実に守るために、早急に定額で使えるクラウドストレージを用意する必要がある。とは言え、ヒットしなければ(残念ながらこれが現実だろう)別途用意したクラウドは完全に無駄な出費となりかねない。
 そこで、どう転んでもぼくの懐が傷まないように、安く済ますのではなく、完全にゼロ円運用を目指すことにした。
 と言う訳で、配信はGoogleドライブの共有リンクで行うことにした。幸いなことにぼくは複数のGoogleアカウントを持っている。うまく使えばGoogleに怒られずに運用できるはず。